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リネージュII ドビ鯖の住人、月影忍のブログ
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最近、(む)ぶろぐさんをよく見てて感じるんだが、
NCとNCJに対する失望感・・・大きいよね。

「個人を特定できる情報は公開していない」
・・・とかじゃなくて、
「プレイヤーとして公開して欲しくない情報を閲覧されてしまった」
・・・と言う事が問題だと思うんだ。

本来、ネットワークゲームって言うのは、匿名性が保たれるが故に、ロールプレイができる。
そこは、性別、年齢、国籍、宗教、政治とか関係なく、
感動を共有できる仮想空間なんだと思う。
ま、言語に関して言えば、お互いにコミュニケーション取れるのが前提になるけど。
(それも将来的には自動翻訳とかで解決できるかもしれない)

だからこそ、日常で言えない事やできない事が表現できたり、
違う自分の個性を発見できたりするんだと思う。
もちろんリアル延長線上でプレイする人もいるだろう。
リアルとは全く違った自分を演出する人もいるだろう。
だからと言って、何でも許される世界だとも思わない。
精神的には、リアルと同じ様に傷つく事だってある。

だから、ゲーム世界を設定する側は、仮想世界で、参加者が気持ちよく過ごせる環境を作るのが義務で、その為の必要最小限のルールや仕様は必要だし、
ゲームに参加する人達は、お互いが最大限の感動を得られるように、お互いを思いやり、行動する事が求められる。

ゲーム世界を設定する人達の想像力が貧困な場合、
得てして「こんな風に遊びなさい」的な、お仕着せ作業ゲームになってしまう。
リネージュⅡをずっと見てきてそう思った。

多分、リネージュⅡを一番最初に作った人達は優秀だったんだと思う。
そこには、何をしていいかわからないプレイヤー用にクエストが存在し、
自分で役割を見つけたプレイヤーは、ゲームの仕様の中で遊び方を創り出した。
それだけの自由な空間を製作側が提供しようとしていたと思う。
(本人達に聞いた訳じゃないから、俺の想像だけどね)
もちろん、完璧な仮想世界とは言えなかったから、迷惑プレイや、RMTや、業者の参入等を招いてしまったが、リネージュⅡの自由度は、当初、とても高かったと思う。

MPK(モンスターを使ってPKをする行為)と言う手法もいろいろ合わせ技があったり、障害物を利用して相手の攻撃を避ける技や、高所からの攻撃の方がダメージが大きいらしいなど、PK技でもゲームの仕様を深く研究し、応用してくるあたり、奥が深かいものなのだなぁと、感心したものである。
(PKクランだった「とらいあんぷ」は、単なる迷惑プレイヤー集団では無かったと思う)

だが、迷惑だと感じる草食系プレイヤーも多かったろう(俺含むw)。
PKプレイを楽しみたい人達は、PKKやPKを認めるプレイヤーの人達と集まって、その中でプレイすればいい。PKやPVPの嫌いなプレイヤーには手を出さない(出せない)、
そんな、住み分けがきちっとできる仕様だったなら、リネージュⅡももっと発展していたかもしれない。もちろん、プレイスタイルも固定するんじゃなくて、色々変更できる事が前提だけどね。

しかし、そんなプレイヤーの気持ちを汲取れない製作側は、対人戦プレイを主眼とし、
自由だった仕様をどんどん削っていった。
お金をかけて遊ぼうとするプレイヤーは、好戦的プレイヤーの方が多いからだろう(統計は無いがw)。経営は、お金の落とすプレイヤーを大事にする。ビジネスだからと割り切れば、そう言う話になる。NPOならそうはならなかったかもしれない。まあ、アイテム課金はしないと当初言っていたのに、アイテム課金だのガチャだの余分な出費をしてまで、対人戦闘で有利に遊びたいと言うニーズに応えた形だが、背景には、RMT業者が跋扈し、初心者プレイヤーでも最強レベルの装備やキャラクターレベルで参戦し、ゲームバランスを著しく壊してしまった影響も大きいとは思う。

結果、定額・月額課金にとどまらず、利益率の向上のために経営側が取った方向は、対戦プレイのみを強化し、お金にならないであろう非対戦プレイヤーを蔑ろ(ないがしろ)にしたのが今の状況だろう。

プレイヤーにとっての素敵な仮想世界の創出ではなく、
会社にとっての金儲けとしての仮想世界。
そこに仮想世界への愛は無い。

故に、和を大事にする仮想世界を楽しみにしていた人達は、その期待を裏切られ、
争いを好む人達だけが残ることに…そして、今回のプレイヤー情報閲覧状態のトラブルとその後のずさん?な対応。

そこにリネージュⅡを愛したプレイヤーへの愛は無い。

政治問題やら民族問題までがゲームの中や外で話題になり、溝は深まるばかり…テレビで報道される日本人を軽視、敵視する韓国人を、どうして好意的に見ることが出来ようか。

過去、リネージュⅡは素晴らしいゲームだった…そのゲームを作った韓国の製作者は素晴らしい人だったんじゃないかと思う(その後、リネージュⅡを壊したのも後任の韓国の製作者だがw)。
輝いていた時代が色あせ、敵対心だけが煽られ残ると言う今の両国間の状況は、大好きだったリネージュⅡ(過去形)のプレイヤーとしては、残念でならない。
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