爺のぼやき（ティアーズ オブ ウィザード編）

爺のぼやき･･･

まったく葵も忍も困ったものじゃ。
やれソード オブ ミラクルの製作に失敗しただの
「ノングレードで行こう！」に人が集まらんだの
愚痴ばかりが多いのう…。

まあ、仕方ないと言えば、仕方ないとも思う。
儂（わし）が作れるようになるまで待てばよいものを…

フム…

材料は揃っとるようじゃの。
どれ、儂の匠の技をみせてやろうかの。

ぽちと･･･

ま、ざっとこんなもんじゃろ。


せっかくじゃから、儂の勇姿も撮っておこうかの。

　
葵も魔法を使う職業じゃから持たせてみるかの。
ふむ。微妙に似合わんの。

剣の名前はカッコエエが、デザインがイマイチじゃ。
刀身が太く、切断よりも打撃を重視して造形されたのじゃろう。
（魔力を込めるのに、刀身の太さは関係ないしの）

どれ、ウィザードが本職の孫にも持たせてみるかの。
　
似合っているかと言うと、まあまあかの。

形（型）や演武を習う魔法職も、そんなにおるまい。
実戦で相手を剣術で倒す魔法職など、あまり実践的とは言えんじゃろ･･･。
だから鈍器の機能を持った、剣の形を模したものになるのかの･･･

こんな野暮ったい剣じゃったのかと思うと、心ときめかせた己が心が情けない。


フム。
じゃが、性能は良いようじゃ。