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リネージュII ドビ鯖の住人、月影忍のブログ
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また、傲慢にBOTと思われるキャラクターが湧いて、1階を占有していた・・・。

忘却の平原でも、ソロと思われるBOTらしい無所属のドワが走り回っている。



 むかついたのは、BOTと思われるキャラクター達の名前。

 今までだったら「変な名前」ですぐ怪しいと判別できたのに、名前を見ると、割とありそうな普通っぽい名前が増えてる事だ。



 このまま、アカウント販売が行われたら、キャラをRMTで購入したプレイヤーなのか否か、ますます判り難くなるだろう・・・。70超えるキャラクターで、「初心者なのでよろしくお願いします・・・」ってか?

 まあ、高速レベル上げ仕様になってきているので、無理やりクラハン育成で、本当の初心者でもありえる話ではあるが・・・



 掲示板でよくBOT対策についてスレッドが立つ。
 BOTが通報しても減らない。BOTが湧いた。BOTを駆除した云々。あげくNCJは仕事をしていない。BOT対策もっとしっかりしろ!

 言っている事はもっともだ。

 少なくとも俺たち一般プレイヤーは、業者のBOTとプレイしたくてリネ2をしてる訳じゃない。
 プレイヤーは、『リネージュ2』と言う『ゲーム』を満喫したいのだ。
 BOT等のストレスをプレイヤーに与えずに、本来のリネージュ2のゲームを、充分に堪能できる環境を提供するのがNCJの仕事だ。

 NCJは仕事はしてると思う。たまーにBOTが消えるから。アカウントを停止している事で対処としているのだろう。

 だが、これは根本の問題解決にはなってない。

 なぜなら、BOT利用する不正プレイヤーや業者は、別のアカウントを取ってプレイすれば良いだけの話だからだ。フリーのメールアドレスなら自動でも作成できる世の中だ。新しいアカウントを手にしたなら、またBOTを使って育成すればいい・・・。
 RMTできるレベルまでBANされなければ業者やBOTプレイヤーの勝ち。
(@w@ すでに別のゲームにw)

根本の問題は、
1.プレイヤーの意識の問題
2.ゲームシステムの問題
3.不正を検出する技術的問題

 中でも、「1.プレイヤーの意識」が一番大きな問題だと思う。
 そもそもプレイヤーのモラルが高ければ、RMT業者など使わない。業者が居ても、そこで取引が行わなければ業者の収益にはならない。自然と、商売の成り立たない環境からは撤退するだろう。

 お互いに誇りを持ち、相手に敬意を払い、正々堂々と戦って勝敗を決するプレイスタイルなら、やれ「カオス(混沌)な世界」だの「嫌なら他のゲームへ行け!」だのの暴言は出ない。弱い者いじめだってしない。それが武士とか騎士とか呼ばれる人達だからだ。
 だがそんな精神とは無縁のモラル無きプレイヤーが世界を乱している。
(あるいは、そんな精神の関係ない国から参加するプレイヤーもいるだろう=w=)
 ルールを守るプレイヤーが、守らないプレイヤーより不利になるのは目に見えている。
 最悪なシナリオは、ルールを守っていたプレイヤーが、不正プレイヤーに対抗するためにルールを破ってしまう状況になることだ。


その「1.プレイヤーの意識」に影響を与えているのが「2.ゲームシステム」の問題。
①接続時間が多いほど、経験値取得量は大きくなる傾向にある。
 24時間接続してプレイできる人と、ネカフェやちょこっと課金をしているユーザーとでは、取得経験値の差が生まれる。そう、ここで起こるのはレベル差が発生する事だ。
 レベル差で何が起こるかと言うと、ペナルティが発生する事だ。

・レベル差の大きなプレイヤー同士の戦闘では、習得できるスキルの差で攻撃や防御に修正が入り、レベルの低い者が不利になる。

・レベルが高いプレイヤーは、より性能の高い装備を身に付ける事が出来る。

・PT内でレベル差が20以上あると一番低いレベルの者は経験値を取得できない。

・ペットを召喚してもその差によって分配される経験値ペナルティや、ペットの性能上のペナルティが発生する。高レベルのペットは、主人のレベルが低いとコントロールできなかったりするなどなど・・・。

 詰まる所、攻城戦、要塞戦、血盟戦、PK等、「争い事で相手より有利になりたければ、レベルを上げるしかない」と言う仕様になっている。具体的に言えば、70レベル帯の中で戦争する場合、50レベル帯では相手にすらならない。単なる動く的だ。
 この場合の最悪なシナリオは、規約で禁止されている業者からのアカウント購入とか代行育成だろう。

②レベルに合った武器・装備の性能。
 
 通常のNPCが経営している店で売られている装備。以前はN~Dの一部しか販売されていなかった物も、N~C装備を販売するよう変更された。当然、製作するより安い。
 量産兵器も各種販売され、N装備よりも格安と言う価格バランスだ(ダメだろ。それ!=w=)
 これに従い、一部の露店製作が廃業に追い込まれたものの、物が安く手に入るのはサブの育成者や初心者を含め、ありがたい事だとは思う。
 だが、NPC売店でB~Sグレード装備は手に入らない。貴重な物は高額になる。
 クエをコツコツこなしても、買える金額には程遠い。
 AFKする場合に露店放置と言うのも、収入源としては大事だが、露店業とて売れる物、売れない物があるわけで、大金がすぐに手に入る訳では無い。また、接続時間限定型のプレイをしている場合、この選択肢は無いだろう。
 レイド討伐も普通に狩りをするよりは稼ぎになるだろう。だが、時間帯や接続時間の関係で、なかなかそんなチャンスに巡り合えない人も居る。
 釣りプレイによるアイテム取得、露店販売(漁獲の証など)もまだ儲かるが、これに関しては経験値取得はあきらめた方がいい・・・。
 時間がかかるので、時間制限のあるプレイヤーにとっては実践的ではない。
 材料を集めて自分で製作するか、他のプレイヤーの露店で購入するか・・・。
 いずれにしても、高速育成するのは簡単だが、資金難から装備を充実させる事は困難な状況なのだ。なんにしても時間がかかる。
 この場合も、最悪なシナリオは、業者とのRMT。

③高レベル狩場の優遇や充実。

 開発側の意図としては、高レベルに達しているプレイヤー達を飽きさせないために、新しい要素を導入しなければならなかったと言うのはあると思う。高レベルプレイヤーは、いいお得意さまだからな。
 また、そこを魅力的に見せる事で、高レベルに達していないプレイヤーのやる気を煽る必要もある。そこで、そこに至る天文学的数値の経験値を短期間で取得できるよう、初心者優遇と言う名の下にバイタリティーシステムとかハーブとか初心者バフとか導入して取得経験値のアップを図った。だが、それは一般プレイヤーだけではなく、BOTにも波及する。
 いくら高速で育成が可能になったからと言っても、初心者がレベル1から70後半まで育てるとなったら時間がかかる。一週間や一ヶ月でそんなレベルに育てるのは不可能だ。今70代、80代の人だってOB時代からコツコツ育成してやっとと言う人は多い。それを飛び越して、いきなり高レベル者いっぱい、英雄もいっぱい(?)の「攻城戦に参加したい・・・」とか「高レベルの狩場で遊びたい」と言っても無理がある。苦労せずに戦力になるには・・・

 上記の最悪のシナリオを実践する事だろう・・・。

 元々初心者の場合、規約をあまり読まない人も居るだろうし、最悪のシナリオを実行してアカウント停止になっても、キャラクターに愛情は注いでないだろうから、痛くも痒くもない。ちょこっとリアルな課金が無駄になっただけ。不正が見つからなかったら、幸運・・・いや、不正プレイがどう言う物か知らないままプレイしている可能性すらある。


 ちょっと考えれば、これくらいのニーズに行き当たる。
 ニーズがあるようなシステムになっている以上、付け入る業者が後を絶たないだろう。


 そして、最後に「3.不正を検出する技術的問題」
 不正なソフトを使っているかとうかを調べるには、
  ①パソコンにそれに類するソフトが入っているかどうかを調べる。
  ②ゲームソフトとサーバ間の通信を解析して怪しい通信をしてないか調べる。
 多分どちらかだと思う。

 ①の場合、操作されるパソコンシステム全体を調べる必要が出てくる。そして、パソコンをスキャンしてしまったら、それはウィルス対策ソフトや、逆にスパイウェアと同じ扱いになってしまいかねない。ゲーム単体の問題で収まらなくなってしまう。

 それをせずに不正ソフトを調べるとしたら、②ゲームソフトとサーバ間の通信の解析だ。
 インターネットの通信に使用されているプロトコル(通信手順)を解析すれば、ゲームソフトとそのサーバ間でどんな通信が行われているのかが判ってしまう(だから暗号化とか様々な技術を使って見えないようにするんだけどね)。独自の通信内容を紛れ込ませる事で、それが正規ユーザーからの通信か、BOTプレイソフトの通信かを見分けるようにしているとは思うんだけど、完璧に解析されて、それに則った通信をされたら最後、見分ける手段が無いように思える。また、余計な情報を組み込めば組み込むほど通信量が増え、ただでさえ重たいソフトに拍車をかける事になりそうだ。

 つまり、ここで言いたい事は、技術で不正プレイヤーかどうかを見分けるのは難しいんじゃないかな・・・と言う事だ。歯がゆいけどね。他にも俺の知らない良い方法はあるのかもしれない。だが、簡単にできない事は、現状のBOT活動を見れば一目瞭然だろう。

 ならばどうすればいいのか・・・?
 俺的には、『業者のニーズが生まれないようなリネージュ2に作り直すしか無いんじゃない?』ってのが結論だ。
(これについては、「理想のMMORPG」の分類として、また後日書こう)



 『リネージュ2はPVPのゲームだ』と捉えているプレイヤーが多そうなのと、開発にはとてもお金が掛かるだろうから、それを踏まえると、残念だが『リネージュ2』が俺の理想とするMMORPGに近づくような修正が入る事はあるまい・・・。
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