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リネージュII ドビ鯖の住人、月影忍のブログ
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『勝手気ままに書くハンゲーム内ブログ』と言うのがハンゲのホームページにある。
その中で、気になったタイトル「さようなら」

まさかな・・・と思ってみてみると・・・以下、そのコピペ

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『さようなら』 ドラゴンクルセイド2010/04/24 12:39

用事があって出かけていたら…
帰宅してInしたら攻められていた。本城を3回も!
攻められても楽しいという記事を何処かで見たけど、

全然楽しくない。腹が立つだけ。空き巣と同じだからな~。

そういうゲームなんだからしょうがないと言われりゃしょうがないけど
名声地50万強のが10万程度の格下を2時間以内で3回も連続で攻撃するかぁ?
報復はしてやりたいけど、(訓練中の兵が戻ったタイミングだったのか)兵士は皆※※にされてるわでそれも不可。

つーことでやめます!
データも削除中! 72時間後と言わず今すぐにでもいいくらいだ。
これ以上搾取はされたくないからね。

てか、こんなんじゃおちおちでかけられやしない。
ではアディオス。

次は普通のMMO(MO)RPGにします。
もっとのんびりできるようなねぇー♪

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・・・と言う内容だった。
『リネージュⅡ』のPKクラン問題を思い出す。

実際、「一日5分から遊べる~」をうたい文句にしているゲームだ。
気軽に遊べると言う気持ちも働くだろう。
しかし、実際にはいつ攻撃されてもおかしくなく、PCを離れている時は、無防備状態になる。
そこで、やり慣れているプレイヤーは、生産されたユニットを攻撃されて失わないように、遠くへ遠足させておいて、空になった城を攻撃されても、虎の子のユニットを失わないよう防衛する。

結構面倒だ。

リネージュ2の『クラン』の様なものが、ドラクルにも『ギルド』と言う形で存在する。
農耕プレイをしているプレイヤーは、ある程度のプレイヤーが協力して、攻撃されたらみんなで報復するから攻撃してくるな的『抑止力』としての意味合いが強いと思う。
だが、好戦プレイヤーが結託するとPKクランと一緒だ。
弱いものを圧倒的な武力で攻撃し、資源を搾取し、長時間かけて生産したユニットの命を奪って行く。

自分が望むもの(ある種『夢』だなw)を作るためにかけた膨大な時間が、無理解な他人によって無に帰する。

残るのは『空しさ』『心無いプレイヤーへの憎しみ』『ゲームに対しての失望』
ただでさえ、リアル生産性の無いゲームだ。仮想生産物に価値は無いが、プレイした時間の意味まで失わせてしまう。その『消失感』は「人間不信」を生み、心の闇に深く沈んで蓄積される。
それは、MMORPGに限らず、戦闘を含むどんなネットワークゲームにも潜んでいる、『健全な心の育成』とは真反対な危険性を帯びていると思う…。

理想のMMORPGには、未だに巡り逢ってはいない。
このままではいけない・・・とは思っている^^;
何とかしないとね =w=;
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ドビ板にどこぞの某連合と敵連合の抗争があったらしい…
詳細は知らないんだけど、布告範囲とか布告条件とか吹いたw

【布告範囲】布告時点で連合に所属していた者は脱退をしていても敵対として扱う。

※※※個人での敵対解除※※※
【血盟脱退】【戦争勢力(クラン)への永久加入禁止】【公式で降伏】
※※※血盟での敵対解除※※※
【連合脱退】【戦争半年間参加禁止】【領地戦永久参加禁止】【公式で降伏】
※※※連合での敵対解除※※※
【連合解散】【戦争半年間参加禁止】【領地戦永久参加禁止】【公式で降伏】

…となっていたそうだ。

この集団、何様なんだろう…?って普通思うよね?
これ、運営側がプレイヤーに命令するならまだ分かるけど、プレイヤー間でこんなルールがまかり通ったら、MMORPGとして崩壊するだろう。
これを運営が見過ごしたら、リネージュ2は終わりだ。
戦争も、クランに入ることも、領地戦も、参加有無は、お金を払っているプレイヤーの権利だ。
それが同じ立場のプレイヤーによって阻害されるってどうよ。
それこそ、専用サーバを作ってそっちで遊んでくれwww

運営側に○○血盟専用サーバ立ててもらって、その中でやる分には誰も文句言わないだろう。
人数が集まってコスト面成り立つなら妥当なサービスかもしれない。
業者も入って来れないだろうしwww
血盟公認ならBOTもOK、やりたい放題みたいなwwwwwww
(血盟内で禁止なら〆ればいい話だしねw)

上記の条件が、下記に変わったそうだ。
※※※個人での敵対解除※※※
新【血盟脱退】【○○との抗争に関わらない約束】【公式かメールで連絡】
※※※血盟での敵対解除※※※
新【連合脱退】【○○との抗争に関わらない約束】【公式かメールで連絡】
※※※連合での敵対解除※※※
新【他勢力の先導を公式で謝罪】【○○連合の強さを△連合が認める事】
これなら妥当だよね?

ゲームをやってて熱くなるのは分かる。
でも、好きだから続けられるゲームだろ。
他の参加者を排他する行為は、他の参加者との繋がりを大事にする MMORPG としては致命的になる。
いや、最初から人との繋がり無視のゲームなら話は別だよ?
単なる戦争ゲームとか殺戮ネットワークゲームって言うならね。

MMORPG は、躾という面でも充実させていく必要があると思う。
残念ながら、今のリネージュ2に、そんな仕様は無いけどね。
 自分が創るなら、どんな仕様にしようか…                  (洒落じゃないからw)

 さて、前回はモンスター城入り口から牢獄までの話だったので、今回は帰り道について。

 とても危ない地帯を何とか乗り切って、牢獄に囚われている人質(お姫様かな?)と合流したとして…。

 リネージュ2ならパーティリコールか5分帰還だろうか… =w=;
 もし、救出劇がクエストとして存在するのなら、アンタラスやバイウム討伐の時みたいにゲートキーパーが出現するってのもあるかも知れないが…。

 これって、討伐が目的じゃないし…出逢いが目的でもないからね。
 いや、個人的にPTで臨む5分帰還(ノングレード帰還)は大好きなのだが、状況が違うから…。
 まあ、目的地に到着した事で安心しちゃって、後は面倒ってのもあるかもしれない。

 だが、メインは救出劇なのだから、ここで安易に帰ってはいけない。
 この場合、『救出した人を生存させたまま、帰る』と言うのがミッションの後編になる。
 さて、どうやって帰る?

 ・来た道を戻る。
 ・新しい抜け穴に類する道が見つかり、そちらから帰る。
 ・やっぱり5分帰還w

 うむ、正当なRPGの様な…

 通常のプレイヤーが助けられたのなら、協力して来た道なり、新たな道へ進む事になるだろう。

 もし、救出される側がNPCならば、誘導して帰還する事になるんだが、既存のスキルを使ってこれを実現すると言うのは、結構面白いかもしれない。

 ヘイトやチャームをつかってお姫様を誘導する。
 ヘイトオーラを使うとモンスターも一緒にやってくるw
 アクティブモンスターはお姫様を第一目標として襲ってくる。
 モンスターの足止め、殲滅、リンク処理…ヒーラーも癒しだけと言う訳には行かないだろう。
 それは、まさにノングレード戦闘に通じるものがある!!

 姫様を放置すると安全な牢獄へ帰ってしまうw(帰ってしまうと褒賞がもらえない)
 もしくはモンスターに捕まって食べられるとか、連れ去られるとかね。

 これは…このマゾさは…結構燃える(萌える?)かもしれない。

 
 そう、ただ、狩りをしているだけじゃ面白くないんだ。
 そこにドラマとか感動があるなら、ゲームと言う枠を超えた、娯楽(エンターティメント)となるだろう。
「王女救出作戦」…そのタイトルだけで胸がときめくのは…歳だから???
いや、萌えるなぁ…

まあ、そんな事は置いといて、
「救出劇」を実際にゲームで実現するにはどうしたらいいのだろうか?

1.救出に値する誰か(救出される人)
2.救出に向かう誰か(レスキュー隊)
3.救出を阻む障害(敵とかトラップ)

要素としては、大きく分けるならこの3つかな?

1.救出される誰かは、救出する者が救出したいと思えるバックグランドがあれば誰でもいい。
 RPGなのだから、こう言った設定はやる気の度合いを向上させる。=w=;
 ただし、基本的には救出されるのを待たされる側になる。
 プレイヤーがボーっと待つだけと言うのも面白くない。
 いっそ、NPCにしてしまった方がいいのかも。

2.救出に向かう誰かは、もちろん君とその仲間だ。装備の差で極端に救出が楽になったりすると、また問題な気がする。どんな装備でも、強制的に同じ条件にした方が、公平感はあるだろう。加えて、プレイヤー自身の本来の実力も測れると言う物w
多少の格差はあっても構わないが、仲間を集めるのに障害になるような装備とかレベルとかは友達の幅を減らす方向にしか働かない。
+15の武器とか、ライトユーザーには手に入らんw

3.障害については、単純だけど複雑なものが望ましいと思う。
 矛盾してるって? 詳しく説明しよう。
 ミッション攻略の手順が複雑だったり、多すぎると短時間では楽しめない。
 また、wiki 使わないと攻略できないようなものもダメダメだw

 例えば、リネ2で言うとウルフを手に入れるペットクエ。遠く離れた村々のNPC回ってヒントを入手して、最後にテストを受けるんだが…NPCが一言も触れてない問題が結構出てくる。これは反則だろw
 間違えれば当然最初からやり直し…。バカらしくてやってられなくなる。
 今でこそ低レベルならGK無料なので、ホイホイ移動出来ていいのかも知れないが…最初の頃を知っているプレイヤーにとってはとてもマゾイ仕様だった。
 例えば、ドルアーガの塔でも、塔を昇るために、フロア全体を使ったパズルの様なクエストを解かなければならないのだが、ゲーム内にヒントなんてほとんど無い。初心者には攻略できないのでアウト。

 プレイヤーは時間をかけているんだから、それを無駄にするのは好ましい仕様とは言えない。
 理想的には、直感的に分かりやすく、そしてプレイヤーテクニックを十二分に発揮できるものが良いと思う。

 例えば、『モンスター城』があって、奥に『牢獄(救出を待っている人の部屋)』があるとする。
 城の中は、当然モンスターがいっぱいだ。
 だが、配置するモンスターも、その生態にあわせてアクティブ(プレイヤーを自主的に襲ってくる)なものや、攻撃されると仲間を呼ぶものや、遠距離攻撃、ヒールするモンスター等、バランスよく配置するだけでも随分違う。
 ノングレの少数PTでDVC奥地へ行ったときの様な感じかな…

 そうすると、『城の入り口から侵入して、牢獄へ到達する』事が最初のミッションになる。合流後はまた考えようw
 方法はさておき、目的は単純だろ?

 『プレイヤー側で、状況を把握して、作戦(戦術)を立てて実行する』
 と言う部分が、俺にとっては『面白い』と感じる部分なんだ。

 単一の攻略法では、対処できない様に、状況は時々で変化させる。
 日によっては、鬼強いモンスターも登場させるといいかもしれない。
 時には、攻略は無理w ってのも有。
 モンスターの分布の仕方によっては通り抜けられるとか、誰かが犠牲にならないと先に進めないとか、その時の場面場面で状況判断する要素がポイントになると思う。
 難易度が日々違うとすると、それこそ、戦術はプレイヤーがパーティを組む事も含めてかなりの幅が出る。つまり、攻略は『簡単ではない』と言う事。(BOTも対応できないかもなw)

 それは、言い方を変えれば『日々新鮮な体験ができる』と言う事だ。

 『直感的に分かりやすい事』
 『簡単に攻略できない事』

 自分で創れるならこう言うゲームにしたい…。
ファンタジーの世界で、心躍らせるシチュエーションに救出劇がある。
まあ、ファンタジーの世界に限った事ではないが、「王女様を助ける騎士」なんてのは王道ではなかろうか?
リネージュ2の中で、ムービー劇として、役者とシナリオが準備できれば、これは可能だと思う。
絵コンテを交えてリアルで打ち合わせできるなら、より完璧な作品に近づける事が可能だ。

「ノングレードで行こう!」で、なぜ、それをやらなかったのか?

いまさら言っても言い訳にしかならないんだが、何もしていなかった訳ではない。

一つは人材。
役者候補になりそうなプレイヤー発掘を意図して、「ノングレードで行こう!」の中で、何度かRPGしよう!と言う企画を立てた事があったんだが…参加率が激悪だったんだ。覚えているミッションではゴダード~アデンへの道のりを冒険する話。終盤にススメさんが来てくれなかったらソロに…。他にも何度と無くトライしてるんだが、RPG系はほとんど人が集まらない。

もう一つは撮影関連のソフト。
リネージュ2には、ムービーを撮影するツールが備わってはいるんだが、記録フォーマットが特殊で、通常のムービー編集ソフトでは開く事が出来ない。リネージュ2のサーバーとの通信でムービーが見られるような仕組みのようで、記録ファイルを再生する事は出来るが、編集する事は出来ないし、それをムービーソフト標準のAVIファイルとかMPEG形式に保存する事もできない。おまけにリネージュ2が大型アップデートした日には、記録した貴重なファイルが全てゴミファイルに変貌する。
早い話が、使い物にならないゴミアプリと言う事w

結局、外部のソフトに頼るしかないのだが、「ニコ動」とか見ても、画質がいまいちだったりとか、フリーのソフトも教えてもらったが、操作が面倒だったりとか謎だったりとかで使いこなせない=w=;
英語だったり登録しないといけなかったりすると、思いっきり引いてしまうw
なかなかリネージュ2の美しいゲーム画面を活かせるソフトが見つからない。
(言い訳だけどなw)

ま、やってみたいとは思っているので、気が向いたら動くつもりではある。

でも、理想を言えば、
ゲームにムービーの記録が出来る仕組みがあって、編集できて、かつ、それが一般的なムービー記録方式で保存できれば、それだけですごいシステムなんだがな^^;
公式サイトのコミュニティ限定でも構わないから公開して、出来がよけりゃ一般の劇場公開にしたっていいかも知れない。ゲーム製作会社がスポンサーとして立てば、当然いい宣伝になるだろうし、むかしの「東京ファンタスティック映画祭」なら喜んで公開協力してくれた事だろう(今はどうなっているか知らんが…)。

ネットワークを通じて映画が作れる時代。
著作権の問題等いろいろあるけど、クリエイターが想像の翼を広げ、新しい世界を作れる仕組みが欲しいよね。お金の問題も含めてさ…。
 惚れた弱みと言うのだろうか・・・

 MMORPGと言うゲーム形態は、リネージュ2が初体験だった。

 ゆえに思い入れも激しい。
 デモで公開されたムービーの心躍らされ、実際、ゲーム内のその美しい世界に見とれ、どんな綺麗なドラマが待っているのだろうかと期待した。

 そして、ゲーム内の美しい造形を確認する事で、デモムービーの様な物語が自分達で作れるんじゃないかとも思った。基本はRPG(ロールプレイングゲーム)役割を演じるゲームなのだから、各キャラクター毎に演技する事が出来る。きっと舞台や映画の世界をゲーム内で再現できるんじゃないだろうか?

 一番最初の取っ掛かり(動機)がこれだから、基本的に戦争とか対人戦闘とか、演技の範囲内でアクセサリーの様な感覚だったんだ。

 多分、他のその他大勢プレイヤーとは感覚が違っていたんだな。
 女性キャラクターなら女性の演技をし、男性キャラクターなら男性の演技をする。
もちろん自分の分身ではあるが、自分の思い描くキャラクターを実際に操作出来るのは大きな魅力のひとつだった。

 だが、男性が女性キャラクターを演じると、「ネカマ」と称されるらしい。
 俺的には、女性キャラクターが男言葉で話してるのは正直違和感を感じる(女性キャラクターの人格設定にも依るがw)。しかし、その他大勢のプレイヤーはRPGのプレイスタイルが理解されてなかったようだ。

 OB時代から有料サービス開始の最初の頃は「ネカマ」問題で盛り上がったっけ・・・ =w=;

 で、RPGしないMMORGPって何??それは単なるMMOGだよな・・・。
 (MMOと略される事もあるようだが)

 MMORPGじゃ、ないじゃんw

 おかげで、MMORPGとはなんだろうと、考えるきっかけになった。
 結構、俺のブログで理屈が多いのは、「リネージュ2がMMORPGの理想になって欲しい」と言う個人的な願望に他ならない。

 考えて分かった事は、RPGにならないのは、参加するプレイヤーに因る事。
そして、RPGしなくても「リネージュ2」は成り立つと言う事。

 こうして、最初に思い描いていた世界は少しずつ崩壊していった。 orz

 戦争特化で、戦争以外出来ない仕様だったなら、さっさと諦めもついたのに、その世界では自由度は、今まで体験したゲームのどれよりも高かった気がする。メーカーが提供する普通のモンスター狩りとかクエスト、戦争以外に、自分達でルールを決めて、自分達で遊べる空間・・・つまり、ゲームの中でゲームが出来る仕様に惹かれたんだ。

 そして、ノングレード装備の実験がきっかけで、「ノングレードで行こう!」が定例会となった。最初は、「まさか、無理だろ、出来るのか?」的なものノングレード装備で攻略していく楽しさがあった。多分、「ノングレードで行こう!」はリネージュ2だから出来た遊び方だ。FEZとかRFとかDRUAGAとかでやったとしても、意味が見出せない。

 そう言う意味でもリネージュ2は凄いゲームだったのだと思う。
 まだ、この世に出現してからさほど歴史の古くないネットワークゲームと言う世界は、まだまだ発展途上と言える。いや、インターネットの利用法すら、試行錯誤の時代だ。MMORPGや、MORPGなど、ネットワークゲームという中でもプレイする形態が違うし、ゲームとしての試行錯誤は今も続いている。

 そして、製作側はどう捉えているかは知らないが、MMORPGの最終目標は、『参加したプレイヤーが全員楽しめる環境を作り上げる事』にあると思う。誰かだけが楽しめて、他の誰かは楽しめない様な環境の提供は、MMORPGに於いては好ましい仕様とは言えない(もっとも、つまらんと思っているゲームを続ける義務も無いんだが・・・)。

 一方ロビーで仲間を募ってその仲間とダンジョンに向かうようなMORPGなら、人間関係的には、それほど問題にはならないと思う。あるいは戦争特化型とか、バーチャル恋愛(知り合った後のドロドロについては知らんがw)とかなら趣向の合うプレイヤーが参加するのでこれも問題ない気がする。

 なぜなら、ルールに従っているからだ。

 そう、ゲームにはルールがある。
 ルールを守らないとゲームが成り立たない。
 ゲームの目的によってルールも様々だ。

 MMORGPの場合、ゲームに参加する目的は、プレイヤーに依存している。プレイヤーの目的が達成できるよう、あるいはプレイヤーが望みそうな目標想定し、それを提示、それが達成できるような環境を製作会社が提供しているのだ。

 普通のゲームマシンのソロ専用ゲームであれば、ゲーム内で目的は明示的に示され、プレイヤーはその目的を達成するためにゲームプログラマーの作ったシナリオをなぞって行く形(もちろん複数用意されている事がほとんどだ)が多いので、特に目標とか悩む必要も無い。精々、全ルート攻略とか最短時間で攻略、アイテム等のコンプリートを目指すくらいだろう。

 MMORPGの場合、何も望まなければ、何も起こらずに一日が終る。それはプレイヤーが何もしない事を選び実行し、目標を達成した事になる。


 一般的にMMORPGには、ゲーム内モンスターを狩ってゲーム内アイテムやレベルを上げるための経験値を手に入れる仕様が実装されている。自分の欲しいアイテムを手に入れるために、あるいはレベルを上げるために狩りをする行為も製作会社側が想定した仕様であり、行為自体はルールに則っている。


 さらに、他のプレイヤーとの会話を楽しみたいと思えばチャット機能も実装されている場合が多いから会話できるし、パーティシステムが導入されていれば一緒に遊ぶ事もできる。

 だが、プレイヤーごとに、価値観は違う。そこにプレイスタイルというそのプレイヤーの個性が反映される遊ぶパタンが存在する。目的が一緒ならルールも共通だからパーティを組んでも基本的には問題は起こらない。もっとも効率を求めるあまり、募集条件を厳しくしたり、暗黙の了解視してルール説明せずにトラブルになる事はよくあるが、それはパーティ内のプレイヤー間の話し合いで充分に解決できる。

 所が、価値観の違うプレイヤーやパーティが同じフィールドに存在すると、問題がだんだんと大きくなっていく。話しが通じないのである。狩場主張やフィールド独占、プレイ妨害等々・・・。

 「ここ使ってます」宣言やアデナラインによる狩場主張も、後から来たPTが先のPTに気を使って別の狩場に行こうという解決策が多い。
 狩りクランの場合は、このあたりの気遣いが暗黙のルールとなっている事が多く問題は発生しない。場合によってはPT間の相談で、一時的に間借りする事だってある。
 だが、戦争クランの場合は様相が違ってくる。力で狩場を奪取するのがルール。まして、相手が敵対クランだったりすると、PK戦争が始まる。戦争クラン同士ならルールが成り立つので、お互いにPVPを楽しめるが、狩りクランと戦争クランではルールが違うため、大抵の場合は戦争クランが狩場を手に入れ、狩りクランは追い出される羽目になる。

 みんなでクラハンしてたのに(;´Д`)・・・狩りクラン

 ここは俺達の場所だw 弱い奴は他へ行け!!( `ⅴ´) ・・・害行為を楽しむ戦争クラン
 (全ての戦争クランを差している訳じゃないので突っ込まない様にw)

 無差別PKについても同じだ。PVPを好まないプレイヤーを無理やりPKして喜ぶ連中に、話し合いの余地は無い。つまり、価値観の違いは『プレイヤー間の話し合い』では解決しないのだ。

 プレイヤーとして一番安易な解決方法が、プレイヤーの引退。わざわざお金を払って嫌な想いをする必要性は、無いだろう? 見方を変えるなら「プレイヤーからお金を頂いている開発運営側が、お客であるプレイヤーに楽しめる環境を提供できなかった」と言う事に他ならない。

 欲しい環境があるなら強くなって自分で手に入れろ的発想のプレイヤーもいる。それも方法だが、どうやって強くなる? レベル上げ、資金繰り、ゲームの基本ルールに則っていたら、プレイする時間が膨大になるのは明らかだ。その間にも敵対勢力はどんどん力を付けていく。それは、リアルで忙しい社会人には無理な注文なのだ。おまけに戦争クラン系では、レベルと装備が重要だ。仕事や学校を放棄してリネージュ2に24時間張り付くか?

今はBANされているかも知れないBOTPT画像 そこでゲーム内で禁止されているRMTに手を出したり、自動狩りプログラム(BOT)を使うプレイヤーも出て来るだろう事は想像に難くない。見つからなければイイ思いができる。見つかってもリアルお金があればすぐに復旧できる的発想。被害を受けているプレイヤーだけじゃなく、時間節約したい反則プレイヤーはズルをする。それを見越して業者が・・・

 システム的に仕様から見直さないと、このループを断ち切るのはたやすい事では無い。セキュリティをいくら強化しても、プレイヤーの心が荒んでいれば効果は薄い。


 プレイヤーが成熟していない現在、相容れないプレイヤー間のルールを吸収するのは(できるのは)、ゲーム開発会社しか無い。「プレイヤーのプレイスタイルの分析とそれに見合った対策を仕様に反映させ、より多くの人が楽しめるゲームに発展させていく」のがMMORPGの進むべき方向では無かろうか?


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